この声で、キミに「好き」と伝えたい。

驚いて見ると、あたしに抱きつく金髪のショートヘアが…。


リサだ。


『リサ、ごめんね。優勝できなくて』


あたしはスマホにそう打ち込んで、リサに見せる。


「そんなことで謝らないで。千歌はよくがんばったよ」


リサに頭を撫でられて、それまで堪えていた涙がじわりと溢れ出した。


「たくさんがんばったのに、辛かったよね。そう簡単に解決する問題じゃないと思うけど、焦らずゆっくりすればいいよ」