この声で、キミに「好き」と伝えたい。

あたしよりも年下の男の子から、土がついたままの小さな花の束を渡された。


それを見た兄貴分の男の子が割って入ってくる。


「…お前、花束って。どうせ、そのへんの花壇から引っこ抜いてきたんだろ!」

「だって俺っ…、花束なんて買う金持ってねぇっすもん…!」

「だからって、盗ってくるな!あとで戻しに行くからなっ」

「…はーーーいっ」


2人のやり取りがおもしろくて、思わずクスクスと笑ってしまった。