この声で、キミに「好き」と伝えたい。

その辛さを理解してくれる人も、励ましてくれる人もいない。


あたしは1人ぼっち。



…だから。

だからこそ、嬉しくて涙が溢れた。


学校からの帰り道、ただぼうっとして歩くあたしを引き止めてくれて…。


「1人なんかじゃない。俺がずっとそばにいるから」


と言ってくれた豹くんに。


声が戻らない限り、あたしを必要としてくれる人はいないと思っていたから。