この声で、キミに「好き」と伝えたい。

美歌もそのうちの1人だ。


同じコンクールに出場すれば、あたしが1位で美歌が2位。

優勝できずに、悔しい思いをたくさんしてきたことだろう。


だから美歌の夢は、あたしに“挫折”を味合わせるというものになってしまった。


だけど、そう願っているのは…おそらく美歌だけでない。

ここにいる出場者だってそうだろう。


美歌の言葉は、出場者の言葉。

美歌の視線は、出場者の視線。