この声で、キミに「好き」と伝えたい。

『エントリーナンバー18番。カナリヤ女子音楽高校、雨宮千歌さんです』


ステージ裏にまで響く、マイクのアナウンス。

あたしはそれを合図に、眩しいくらいにスポットライトの当たるステージへゆっくりと歩いて行った。


エメラルドグリーンのロングドレスの裾からチラリと見える、ピンヒール。

胸元で煌めくスパンコール。

肩から流れる黒のストレートヘア。


これが、あたしの今日の衣装だ。