この声で、キミに「好き」と伝えたい。

控え室に戻ると、何事かと驚いている出場者と、ニヤニヤと口角を上げている出場者がいた。


…犯人はわからない。


だけど、あたしの様子を見て笑っている出場者は、なにかしらのことは知っているはず。


なにを入れられたのかはわからないけど、そうまでしてあたしを優勝させたくないらしい。


でも残念ながら、そんな嫌がらせ…もう慣れている。


こんなことで、出場を断念するようなことはしない。