この声で、キミに「好き」と伝えたい。

正直、……ちょっと応えた。


美歌の活躍は、姉であるあたしが一番楽しみにしていたのに…。

でも、美歌にとってはそれは煩わしいもので、姉というあたしの存在を疎ましく思っていたことを知った。


周りからの嫉妬や妬みは気にしないフリをしていたけど、美歌の言葉はあたしの胸をえぐるように刺さった。



「…朝から大きな声出して、なに?」


あたしたちの声に気づいて、ママがリビングから顔を出した。