この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「ママはお姉ちゃんにばっかり力を入れて、美歌はそのオマケ。お姉ちゃんさえいなければ、ママだってもっと美歌にレッスンしてくれるようになるし、お姉ちゃんを越えることだってできるのにっ…!!」


憎き仇のようにあたしを睨みつける美歌。


…全然知らなかった。

美歌があたしのことをそんな風に思っていただなんて…。


あたしもコンクールで優勝してもママに褒められることはめったにないけど、美歌は尚更。