この声で、キミに「好き」と伝えたい。

なぜだろう………。

幼い頃は仲のよかった妹のはずなのに…。


今は、威圧的でそばにいるのがこわいと思ってしまうのは……。


美歌は、あたしが触れた肩をほこりを払うように服をはたくと、まっすぐにあたしに視線を向けた。


「…美歌の夢は、お姉ちゃんに“挫折”を味合わせること」


その言葉は、鋭く尖ったナイフのように、あたしの心臓をひと突きにした。


…まったく身動きが取れない。