この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「そ…そうなの?ごめんね。お姉ちゃん、知ったようなこと言って…」

「ほんとそれだよ。その頭の中がお花畑な感じ、いつも見ててイライラする」


実の妹に罵倒され、あたしは喉がキュウっと絞られるような感覚になった。

なにか言いたいけど、またなにを言われるかがこわくて、言葉が出てこない。


「この際だから、美歌の夢…教えてあげるよ」

「な…なに…?」


なんとか振り絞って出たのは、震える声だった。