この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「ありがとう、豹くん!」

「俺のことはいいから。それよりも早く行って」

「うん!」


豹くんのおかげで、なんとかママのレッスンの時間までに家に着いた。


汗を拭って、小林先輩たちに押さえつけられたときに汚れた制服を軽くはたいて、何事もなかったかのようにママの待つ部屋へ…。


「あら、千歌。今日は遅かったのね」

「…うんっ。ちょっと帰りに、先生に呼び出されちゃって」