この声で、キミに「好き」と伝えたい。

…密着感。

確かに、ある……。


ふにゃりと笑う豹くんからじゃ想像できなかったけど、その背中は大きくて、男らしくて…。

豹くんの体温が肌で感じられて、なぜだかドキドキしてしまう。


このあたしの胸の鼓動が、豹くんの背中に伝わるんじゃないかと思うくらい、豹くんに体を寄せている。


「もうちょっとで着くからさ。家の場所は昔のままだよね?」

「…うんっ」


返事をすると、青信号になったバイクが再び走り出す。