この声で、キミに「好き」と伝えたい。

同じく横に信号待ちしていた車の後部座席の窓ガラスにその姿が映っているのが目に入り、思わず顔が熱くなった。


まるで、豹くんに抱きついているような体勢…。

端から見れば、イチャついているカップルだ。


「…豹くん!!こんなのっ…!」


体を引き離そうとしたあたしの腕をまた引いて、密着させる豹くん。


「密着感があるから、安定するだろ?これなら落ちることもないよ」