この声で、キミに「好き」と伝えたい。

…もう無理だ。


喉を焼かれる…。


諦めかけて、目をつむった……そのときっ!



「な〜にしてるの」


急に、男の人の声がしてハッとする。


そして、目を開けたそこにいたのは……。


「だっ…、だれよ…あんた!」

「…ん?俺?俺は、千歌の家族だよ」


にっこりと微笑む…豹くんだった。


「は?…家族?…意味わかんないっ!」

「意味わかってもらえなくて結構だけど、とりあえず千歌から離れてくれる?」