この声で、キミに「好き」と伝えたい。

どれだけ叫んだって、だれも助けにこないとわかっていた。


だけど…。

だけど……。


なぜだか、頭に思い浮かべてしまった。


幼い頃、いつもあたしを守ってくれた…。

豹くんの顔を……。



「キャーキャーうるさいなぁ」

「ちょっとは黙ってなよ〜」

「今さら騒いだって無駄。…だって、私のお願いを聞いてくれない雨宮さんが悪いんだから」


身動きが取れないし…。