この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「やめて…!!離してっ…!!」


と叫んでみても、こんな路地裏に人なんてめったにこない。


「顔がいやなら、喉にする?あんたのその大切な喉に、かわいい模様をつけてあげようか?」


まるでハンコを押すかのように、小林先輩はタバコを鉛筆を持つように握ると、ゆっくりとあたしの喉に近づける。


「…先輩っ、やめて…!!やめてー…!!!!」


あたしの叫び声と、それを嘲笑う声が路地裏にこだまする。