この声で、キミに「好き」と伝えたい。

すると小林先輩は、あっさりとあたしを解放した。


もしかして、あたしの思いが先輩に響いた…?


と思ったのも束の間、さっきよりも強い力で胸ぐらを掴み上げられる。


「それは残念ね、雨宮さんっ!」

「…先輩!なにするんですかっ…!」

「辞退してもらえないなら仕方ないっ。それなら、辞退せざるを得ないようにしてあげようかしら!」


小林先輩は、指に挟んでいたタバコにチラリと目をやる。