この声で、キミに「好き」と伝えたい。

“千歌が優勝して、また戻ってくるのをここで楽しみにして待ってるから。がんばっておいで”


覇國のみんな、そして豹くんが応援してくれてるんだから、こんな卑怯な手口で脅されたくらいでなかったことになんてできないっ。


「…あたしは、なにがなんでも辞退なんてしませんっ。レッスンの成果を…コンクールで発揮します!」


震える声。

だけど、負けてたまるものかと自分を奮い立たせる。