この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「…レッスンの成果?…年下のくせに生意気っ」


舌打ちをして、あたしを睨みつける。


「いい!?私は、物心ついたときから将来歌手になるために練習してきたの!偉そうに自慢してるけど、私の方が何倍も何十倍も努力してきたの!」


努力し、手に入れた歌声だからこそ、今日先生にダメ出しを受け、あたしに手本を見せられたことにひどくプライドが傷ついたのだろう。