この声で、キミに「好き」と伝えたい。

「豹くん、今でもピアノ弾くんだっ」

「たまに…だよ?」

「たまにで、こんなに弾けたら十分だよ!相変わらず、ピアノうまいね」

「そう?…昔はよく、こうしていっしょに弾いてたもんな」

「そうだね」


ピアノを弾く豹くんの姿が懐かしい。


お母さんからピアノを教わった豹くんと、小学1年生の頃、放課後に音楽室のピアノをよくいっしょに弾いていた。


音楽室のグランドピアノは、1年生のあたしたちにはとても大きくて。