この声で、キミに「好き」と伝えたい。

だけど豹くんのシャツは、不良にかけられたコーラで汚れてしまっていた。


そのシャツを着替えるために、いっしょについてきて知ったのが、このホームだ。


初めは、覇國の人たちにジロジロと見られたけど、豹くんがあたしを“昔の幼なじみ”と紹介してくれると、その表情は一変。


「豹さんの昔のダチ?」

「へ〜!豹さんって、どんなガキだったんすか!?」


と、親しげに話しかけてきてくれた。