……そう、領主館の子供部屋は広いのだ。それこそ、二匹の巨大ドラゴンを室内飼いできちゃうくらいに。
ならば、出入り口さえ確保できれば、なんなくドラゴンと同居ができる。……出入り口が玄関だけだなんて、誰が決めた?
こうして現在、子供部屋には四メートル四方のくり貫き穴ができ、そこを気持ちばっかりの防雨シートがはためいていた。当然室内では、二匹のモフモフが肩を寄せ合って、私がお風呂から帰ってくるのを待っている。
これぞまさに、私が望んでいたモフモフライフそのもの。……しかもだよ、そのモフモフはそんじょそこらの犬猫なんて目じゃない、モフモフのドラゴンだっていうんだから堪らない。
「むふっ。むふふふふっ」
無自覚のまま怪しげな笑い声を漏らし、居間で洗い髪を拭っていると、背中から声が掛かった。
「フローラ、少しいいか?」
振り返ると、声の主は二匹のモフモフと共に、今日からひとつ屋根の下で同居を開始した騎士団長さんだった。
「フレデリック様、なあに?」
ならば、出入り口さえ確保できれば、なんなくドラゴンと同居ができる。……出入り口が玄関だけだなんて、誰が決めた?
こうして現在、子供部屋には四メートル四方のくり貫き穴ができ、そこを気持ちばっかりの防雨シートがはためいていた。当然室内では、二匹のモフモフが肩を寄せ合って、私がお風呂から帰ってくるのを待っている。
これぞまさに、私が望んでいたモフモフライフそのもの。……しかもだよ、そのモフモフはそんじょそこらの犬猫なんて目じゃない、モフモフのドラゴンだっていうんだから堪らない。
「むふっ。むふふふふっ」
無自覚のまま怪しげな笑い声を漏らし、居間で洗い髪を拭っていると、背中から声が掛かった。
「フローラ、少しいいか?」
振り返ると、声の主は二匹のモフモフと共に、今日からひとつ屋根の下で同居を開始した騎士団長さんだった。
「フレデリック様、なあに?」



