「ギュァ(はじめまして、お母上。お心遣い、痛み入ります)」
ママは、庭で寄り添う二匹の竜と朗らかに挨拶を交わす。
コロコロと笑うママに、一切の動揺は見られない。しかし、ママの後ろからこちらを見つめる騎士団長さんの口はヒクヒクと引き攣っていたし、ママの隣に立ったパパに至っては、白目を剥いてその心を宇宙の彼方に飛ばしてしまっている。
やはりママは、只者ではない。
ただし、パパの名誉のために言わせてもらえば、ママのDNAが尋常じゃないだけで、パパの反応は人として至って真っ当なものだ。そう考えると……。
あの騎士団長さん、口元こそ引き攣っているけれど、それ以外はなんとか平静を保ってる。へぇ~、やるじゃん!
初対面で彼が名乗った家名、アルデギスというのは王家の外戚にあたる筆頭侯爵家だ。名ばかり騎士団長かと思いきや、実はそうでもないらしい。
ちょこっと見直しつつ見つめていると、ふいにその騎士団長と私の目がバチッと合った。
ママは、庭で寄り添う二匹の竜と朗らかに挨拶を交わす。
コロコロと笑うママに、一切の動揺は見られない。しかし、ママの後ろからこちらを見つめる騎士団長さんの口はヒクヒクと引き攣っていたし、ママの隣に立ったパパに至っては、白目を剥いてその心を宇宙の彼方に飛ばしてしまっている。
やはりママは、只者ではない。
ただし、パパの名誉のために言わせてもらえば、ママのDNAが尋常じゃないだけで、パパの反応は人として至って真っ当なものだ。そう考えると……。
あの騎士団長さん、口元こそ引き攣っているけれど、それ以外はなんとか平静を保ってる。へぇ~、やるじゃん!
初対面で彼が名乗った家名、アルデギスというのは王家の外戚にあたる筆頭侯爵家だ。名ばかり騎士団長かと思いきや、実はそうでもないらしい。
ちょこっと見直しつつ見つめていると、ふいにその騎士団長と私の目がバチッと合った。



