激おこ転生幼女のモフモフ無双!

《……フローラさん、妻は言い出したら聞きません。申し訳ありませんが、夫婦でしばらくごやっかいになります。ただし、私たちの滞在に際し、寝床や食事等、なにも用意はいりませんので》
 フレンドラさんはあっさりと陥落し、急転直下で二匹のドラゴンの滞在が決定した。
 その時、ふいに私の脳裏を、かつて日本で聞きかじった『ギャップ萌え』という単語が過ぎった。
 ……なるほど。彼女のギャップに、フレンドラさんはイチコロになってしまったのだと、そう理解した。
 とにもかくにも、さっそくパパとママに二匹の滞在を報告だ。
「ママー! パパー! お友だちご夫婦が、しばらくお泊りしてくってー!」
 私が居間に向かって声を張れば、すぐにママが窓から顔を覗かせた。
「あらあら、それは賑やかでいいわね。まぁまぁ、ベビーピンクの奥様によくお似合いの素敵なブルーのご主人様だこと。大したことはできないけれど、遠慮はいらないわ。心ゆくまで滞在していってくださいね」
「きゅあ(お世話になります)!」