もちょもちょの前足に握られたソレを目にした瞬間、目が皿になった。
《はい、あーん!》
言うが早いか、スカーレットはお腹から取り出したクッキーを、ペールブルーのモフモフの口にポンッと放り込む。
ペールブルーのモフモフはもきゅもきゅと咀嚼して、ゴックンとのみ込んだあと、弾ける笑みでスカーレットを抱き締めた。
《私のために好物のクッキーを残しておいてくれるとは、君はなんて心優しい妻なんだ。愛しているよ、マイハニー。けれど、これからはどうか、はねっかえりは控えておくれよ》
《もちろんよ、マイダーリン!》
ペールブルーのドラゴンの咆哮が言葉として認識できるようになったことより、スカーレットのお腹にポケット(?)がついていたという事実より、もっと、もっと驚くべくは――!
「うそでしょう? ……スカーレットが既婚者?」
目の前の、お子ちゃまで、食いしん坊で、腹のでっぱったモフモフが竜妻……?
《はい、あーん!》
言うが早いか、スカーレットはお腹から取り出したクッキーを、ペールブルーのモフモフの口にポンッと放り込む。
ペールブルーのモフモフはもきゅもきゅと咀嚼して、ゴックンとのみ込んだあと、弾ける笑みでスカーレットを抱き締めた。
《私のために好物のクッキーを残しておいてくれるとは、君はなんて心優しい妻なんだ。愛しているよ、マイハニー。けれど、これからはどうか、はねっかえりは控えておくれよ》
《もちろんよ、マイダーリン!》
ペールブルーのドラゴンの咆哮が言葉として認識できるようになったことより、スカーレットのお腹にポケット(?)がついていたという事実より、もっと、もっと驚くべくは――!
「うそでしょう? ……スカーレットが既婚者?」
目の前の、お子ちゃまで、食いしん坊で、腹のでっぱったモフモフが竜妻……?



