激おこ転生幼女のモフモフ無双!

 しかも二匹は、私の存在を完全無視で盛り上がる。ツンツンと互いの鼻先を寄せ合って……たぶん、人間でいうところのチュウをしていた。
 っ! なんという、眼福――!!
 私は鼻の付け根を押さえ、ベビーピンクとペールブルーのモフモフたちのイチャコラを、脳内フィルムに余さずに記録するべくガン見する。
 ちなみに、いまだ私はスカーレットの懐を陣取っている。だから、ベビーピンクとペールブルーのチュッチュムフフは、見上げた視界の先、数十センチの距離で展開されていた。私は現在、とんでもなくおいしいポジションにあるのだ。
《……あ。そうだったわフレンドラ、これね、とってもおいしいからあなたに食べさせてあげようと思って、残してたのよ。……えぇっと》
 ちょうど二匹の鼻先が離れたところで、スカーレットがはたと気づいた様子で、右の前足をぽてんとでっぱったお腹のあたりにやって、ガサゴソとやっていた。
 なんだろう? 私のすぐ横をもちょもちょと弄る、もちょもちょの前足を注視する。
《あ、あったわ!》
 えっ? それって……!