「やぁね、これはスカーレットのよ? 遠慮しないで、はい、あーん」
《いいの!? それじゃ、あ~ん!》
再びその口もとにツイッと差し出せば、スカーレットは今度こそおっきなお口でパクッと頬張り、幸せそうにほんわぁ~ととろけた笑みを浮かべる。そうしてごっくんとした後は、お口まわりをペロペロしながら、私にスリスリと擦り寄った。
《ありがとう、フローラ! 私、おいしくって幸せよ~!》
「それはよかった」
むふふふ。私も念願のモフモフ、しかも、そんじょそこらのモフモフなんて目じゃない極上モフモフに埋もれて、とてつもなく幸せよ~。
……ん? スカーレットの懐で極上のモフモフ質感に酔いしれていると、突然空が陰った。
「ガァオオォォン!!」
まさか夕立がくるのか!?と、危ぶんだところで、上空から咆哮があがる。
ハッとして見上げれば、四メートルを悠に越すペールブルーのドラゴンが、私たちの頭上を飛んでいた。陰りの正体が雨雲ではなく、まさかの超巨大モフモフという、嬉しすぎる大誤算。
っ! な、なっ、ナニコレ――!?
《いいの!? それじゃ、あ~ん!》
再びその口もとにツイッと差し出せば、スカーレットは今度こそおっきなお口でパクッと頬張り、幸せそうにほんわぁ~ととろけた笑みを浮かべる。そうしてごっくんとした後は、お口まわりをペロペロしながら、私にスリスリと擦り寄った。
《ありがとう、フローラ! 私、おいしくって幸せよ~!》
「それはよかった」
むふふふ。私も念願のモフモフ、しかも、そんじょそこらのモフモフなんて目じゃない極上モフモフに埋もれて、とてつもなく幸せよ~。
……ん? スカーレットの懐で極上のモフモフ質感に酔いしれていると、突然空が陰った。
「ガァオオォォン!!」
まさか夕立がくるのか!?と、危ぶんだところで、上空から咆哮があがる。
ハッとして見上げれば、四メートルを悠に越すペールブルーのドラゴンが、私たちの頭上を飛んでいた。陰りの正体が雨雲ではなく、まさかの超巨大モフモフという、嬉しすぎる大誤算。
っ! な、なっ、ナニコレ――!?



