激おこ転生幼女のモフモフ無双!

「どんなに兵士を討っても駄目。指揮官を止めさせなくちゃ、この戦いは終わらない。……それから、信じてもらえるかわからないけど、私はさっき、ひとりで天幕に行こうとしてたんじゃないの。これを、あなたに知らせようと思ってた」
 私はフレディの目をしっかりと見据えて告げた。彼は表情を変えなかったが、後半の台詞を伝えた時、彼の瞳がキラリと光を帯びたように感じた。
「これからは、絶対に単独で行動しないって約束する。その代わり、フレディも一緒にあの天幕に行って!? そうして私と、指揮官の説得にあたって!」
 私を見つめるフレディの目は厳しかった。ただしそれは、私の勝手な言動に対する憤りばかりではない。今は、差し迫る判断が、彼を険しくさせているのではないかと思った。
 彼は私とドラゴンの力を認めている。けれど正義に熱い彼は、私を戦争に巻き込むことを躊躇しているのだ。
「ねぇフレディ、あなたが一緒なら危険はないよ。だってあなたが、私に怪我なんて絶対にさせないでしょう?」