激おこ転生幼女のモフモフ無双!

 その時、フレディがものすごい勢いで私のもとにやって来る。彼は、乗っていたフレンドラさんに指示を出し、ギリギリまでスカーレットに幅を寄せた。
 えっ?と思った次の瞬間には、身を乗り出してきたフレディにウエストをグッと掴まれていた。
「君がひとりで避難できんのなら、俺が責任をもって安全な場所まで連れていく!」
 私の勝手な行動に、ついにフレディは強硬手段に出た。彼は、私を強制的にフレンドラさんの背中に乗り移らせようとしていた。
「やだっ!? 待って、フレディ!」
 必死に抗うけれど、フレディの腕は鋼のような強さでビクリともしない。
「いいや! 今度という今度は君の言い訳はきかない! 俺には君の安全を守る責任がある!」
「っ、なら聞いて!? スカーレットに頼んで探してもらったの! ダブダーン王国軍の指揮官はあの天幕から指示を出しているわ!」
 私は抵抗を止め、代わりに必死で訴えた。
「なんだと!?」
 フレディは驚きの声をあげ、私を引き寄せかけた体勢のまま、目を見開いて見つめた。