え? 風切り音にハッとして顔を向けるのと、フレンドラさんの背中から飛び移ってきたフレディに押し倒されるのは、ほとんど同時だった。
「っ!」
「きゃぁっ!?」
上からフレディに圧し掛かられて、スカーレットの背中にバフッと沈む。衝撃はあったけれど、モフモフの体毛のクッションに受け止められて痛みはなかった。
「ピンクのドラゴン殿、一旦、弓矢の攻撃が届かぬ場所まで離れてくれ!」
《……なによ、なによ。わざわざ乗り移ってこなくたって、あたしだって今まさに避けようとしてたわよ。……ふんだ、ふーんだ!》
私の上に守るように折り重なったまま、フレディがスカーレットに声を張れば、スカーレットは不満げにゴニョゴニュとこぼしながらもフレディの指示通り、ピコピコと背中の羽をはためかせた。
その間もずっと、フレディの厚い胸板が、私の背中にピッタリと密着していた。鍛え抜かれた逞しい感触と、人肌の温もりに、ドクンと胸が跳ねた。
その時、ふと、ウエストに回った彼の腕が、小刻みに震えていることに気づく。
「……あの、フレディ?」
「っ!」
「きゃぁっ!?」
上からフレディに圧し掛かられて、スカーレットの背中にバフッと沈む。衝撃はあったけれど、モフモフの体毛のクッションに受け止められて痛みはなかった。
「ピンクのドラゴン殿、一旦、弓矢の攻撃が届かぬ場所まで離れてくれ!」
《……なによ、なによ。わざわざ乗り移ってこなくたって、あたしだって今まさに避けようとしてたわよ。……ふんだ、ふーんだ!》
私の上に守るように折り重なったまま、フレディがスカーレットに声を張れば、スカーレットは不満げにゴニョゴニュとこぼしながらもフレディの指示通り、ピコピコと背中の羽をはためかせた。
その間もずっと、フレディの厚い胸板が、私の背中にピッタリと密着していた。鍛え抜かれた逞しい感触と、人肌の温もりに、ドクンと胸が跳ねた。
その時、ふと、ウエストに回った彼の腕が、小刻みに震えていることに気づく。
「……あの、フレディ?」



