「それ以外の者はカロラダ領北部へ急行! このままダブダーン王国軍との直接対決の可能性もある。気を引き締めて続け!」
「ハッ!!」
飛竜騎士たちが、気迫の篭った表情でフレディに続く。私も後に続こうとして――。
「フローラ、君はモーリダ領の館に戻れ!」
「え!? でも――」
「夫人が君の帰りを待ち、避難に移っていない可能性がある!」
一緒に行くと反論しかけたが、続くフレディの言葉にハッとして、私は迷わず竜首をモーリダ領に定めた。
「わかった! 私はママのところに向かう! スカーレット!!」
《合点!》
「それから夫人と合流した場合も、夫人が先に避難していた場合も、どちらの時も君は必ず南の鍾乳洞に避難をするんだ! いいな!?」
背中に掛かるフレディの声にヒラリと手を挙げて答えると、私は飛竜騎士団から離れ、モーリダ領へと一直線に空を駆けた。
モーリダ領内に入り、領主館に向かっている途中、上空からパパや自治団の男衆が避難誘導にあたる姿が見えた。その甲斐あってか、既に大半の領民が避難を済ませているようだった。
「ハッ!!」
飛竜騎士たちが、気迫の篭った表情でフレディに続く。私も後に続こうとして――。
「フローラ、君はモーリダ領の館に戻れ!」
「え!? でも――」
「夫人が君の帰りを待ち、避難に移っていない可能性がある!」
一緒に行くと反論しかけたが、続くフレディの言葉にハッとして、私は迷わず竜首をモーリダ領に定めた。
「わかった! 私はママのところに向かう! スカーレット!!」
《合点!》
「それから夫人と合流した場合も、夫人が先に避難していた場合も、どちらの時も君は必ず南の鍾乳洞に避難をするんだ! いいな!?」
背中に掛かるフレディの声にヒラリと手を挙げて答えると、私は飛竜騎士団から離れ、モーリダ領へと一直線に空を駆けた。
モーリダ領内に入り、領主館に向かっている途中、上空からパパや自治団の男衆が避難誘導にあたる姿が見えた。その甲斐あってか、既に大半の領民が避難を済ませているようだった。



