散り散りになったダブダーン兵の捕縛を終え、折よく戻ってきた飛竜騎士に、フレディが声を張る。騎士たちがざわついたのは一瞬で、すぐに全員の表情が厳しく引き締まった。
彼らは各々のドラゴンに飛び乗ると、カロラダ領へ竜首を定めて一斉に飛び上がる。私もスカーレットに跨って、グンッと大空に飛び立った。
「お、おい! 待ってくれっ!?」
「俺らはどうなるんだ!?」
「運が良ければそのうち地元住民が通りがかるだろう」
ぐるぐる巻きで転がる面々からあがった声に、遥か上空からフレディが答えた。
「「そりゃねーよーっっ!!」
私も、国が今まさに進軍の危機にあろうかという中で、彼らのことは既に眼中にない。ゆえに彼らの悲壮な叫び声も、耳を右から左に抜けていった。
「スカーレット、急いで! カロラダ領はもちろん、隣接するうちの領も危ないかもしれない!」
「きゅっ(合点! そういうことなら全力疾走で飛ばすわよ!)」
こうして何体ものダブダーン兵(捨て駒クラス)を小屋の内外に置き去りにし、一路カロラダ領を目指した。
彼らは各々のドラゴンに飛び乗ると、カロラダ領へ竜首を定めて一斉に飛び上がる。私もスカーレットに跨って、グンッと大空に飛び立った。
「お、おい! 待ってくれっ!?」
「俺らはどうなるんだ!?」
「運が良ければそのうち地元住民が通りがかるだろう」
ぐるぐる巻きで転がる面々からあがった声に、遥か上空からフレディが答えた。
「「そりゃねーよーっっ!!」
私も、国が今まさに進軍の危機にあろうかという中で、彼らのことは既に眼中にない。ゆえに彼らの悲壮な叫び声も、耳を右から左に抜けていった。
「スカーレット、急いで! カロラダ領はもちろん、隣接するうちの領も危ないかもしれない!」
「きゅっ(合点! そういうことなら全力疾走で飛ばすわよ!)」
こうして何体ものダブダーン兵(捨て駒クラス)を小屋の内外に置き去りにし、一路カロラダ領を目指した。



