「おじさんたち、いい加減さっきから言ってるじゃない! ユーンデル王国騎士団はドラゴンを使役だの、戦争利用だの、そんなことはしないよ!」
「わ、わかってるさ」
「ただ、聞かされていたのとあまりに異なる状況に、どうも戸惑っちまって……」
「んもうっ!」
私はおかんむりに、ぷうっと頬を膨らませた。
――カツ、カツ。
長靴の音を聞き付けて振り返ると、ちょうどフレディが開け放ったままの扉から入ってきた。
「フレディ! どうだった!?」
彼は私の懇願を聞き入れ、散り散りになった犯人の捕縛について、指示の変更をしに行ってくれていたのだ。
「問題ない。君の望んだ通り、全員を生きたまま捕らえるよう指示をした。既にほとんどの捕縛が完了している」
「ありがとう! 誘拐されたのは怖かったし、もちろん怒ってるんだけど、軍は縦社会で上からの命令には逆らえないんだって。それに皆、私への扱いは丁寧だったから。……フレディやみんなには無理を言ってごめんね。だけどやっぱり、命まで奪うのは違うと思ったんだ」
「わ、わかってるさ」
「ただ、聞かされていたのとあまりに異なる状況に、どうも戸惑っちまって……」
「んもうっ!」
私はおかんむりに、ぷうっと頬を膨らませた。
――カツ、カツ。
長靴の音を聞き付けて振り返ると、ちょうどフレディが開け放ったままの扉から入ってきた。
「フレディ! どうだった!?」
彼は私の懇願を聞き入れ、散り散りになった犯人の捕縛について、指示の変更をしに行ってくれていたのだ。
「問題ない。君の望んだ通り、全員を生きたまま捕らえるよう指示をした。既にほとんどの捕縛が完了している」
「ありがとう! 誘拐されたのは怖かったし、もちろん怒ってるんだけど、軍は縦社会で上からの命令には逆らえないんだって。それに皆、私への扱いは丁寧だったから。……フレディやみんなには無理を言ってごめんね。だけどやっぱり、命まで奪うのは違うと思ったんだ」



