激おこ転生幼女のモフモフ無双!

 ピンクのドラゴン殿の視線が、フローラの胸に抱かれたヴィヴィッドピンクの赤ん坊ドラゴンのところで止まる。
 そうしてパチパチと瞬きをしたと思ったら、コテンと小首を傾げて口を開いた。
「きゅぁ~!(あら~! もう生まれたのね!? ふふふっ、さすがフローラね!)」
「うん! さっき、生まれてきたの! でも、きっとヴィヴィちゃんは私を助けるために、早く生まれてきてくれたんだと思うの。……だからかな、さっきからちょっと元気がなくて……」
 フローラは降下して来たピンクのドラゴン殿に向かって、目に沁みる眩しさの赤ん坊ドラゴンを心配そうに差し出した。
 フローラの手の中で、たしかに赤ん坊ドラゴンは元気なく項垂れて……? いや、俺の目にはこっくりこっくりと舟を漕いでいるように見えた。
「きゅっ(どーれ? あら、大丈夫よ! この子はただ眠いだけね。もともとドラゴンの赤ん坊はよく眠るの。特にこの子は早く生まれてきたから、しばらくはねんねだわね)」