ひとり残された私は、アメちゃんを舐め舐め、後ろ手に縛られた縄と格闘していた。
「はぁ、駄目かぁ。……今って、何時ごろなんだろう」
ここは珍しい地下空間。当然、窓のひとつだってなく、太陽の光からおおよその時間を計ることもできない。
岩の洞窟に続き、今日の私はずいぶんと暗い場所に縁がある……はぁ。
「なんにせよ、フレディも皆も、きっととんでもなく心配してる。……なんとか解く手段がないものか」
――ピキッ。
ん? 今の音は、なんだろう?
なにかが割れたような……いや、もっと小さな……そう! なにかにヒビでも入ったみたいな音が聞こえた。
……や、やだっ!? まさかここ、倒壊しちゃったりしないよね!?
私は傾いて見るからにボロいこのアジトが、潰れてしまうんじゃないかと恐怖した。
しかし、キョロキョロと周囲を見回しても、壁や天井にそれらしい亀裂は見当たらない。
――ピキピキピキッ。
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、先ほどよりも大きな音があがる。
「えっ!? これ、ポケットからだ!」
――パリーンッ。
「はぁ、駄目かぁ。……今って、何時ごろなんだろう」
ここは珍しい地下空間。当然、窓のひとつだってなく、太陽の光からおおよその時間を計ることもできない。
岩の洞窟に続き、今日の私はずいぶんと暗い場所に縁がある……はぁ。
「なんにせよ、フレディも皆も、きっととんでもなく心配してる。……なんとか解く手段がないものか」
――ピキッ。
ん? 今の音は、なんだろう?
なにかが割れたような……いや、もっと小さな……そう! なにかにヒビでも入ったみたいな音が聞こえた。
……や、やだっ!? まさかここ、倒壊しちゃったりしないよね!?
私は傾いて見るからにボロいこのアジトが、潰れてしまうんじゃないかと恐怖した。
しかし、キョロキョロと周囲を見回しても、壁や天井にそれらしい亀裂は見当たらない。
――ピキピキピキッ。
ホッと胸を撫で下ろしたのも束の間、先ほどよりも大きな音があがる。
「えっ!? これ、ポケットからだ!」
――パリーンッ。



