……焼け焦げて? 耳にした瞬間、鼓動がけたたましい音を立てて鳴る。頭からスーッと血の気が引いて、目眩を覚えた。
私の動揺を余所に、聞き終えたおばあさんがずっと突っ伏していた半身を起こした。
……真相はまだ、わからない。ドリアナ帝国皇帝の冷血非道な人柄とその所業は、国境を挟んだ我がユーンデル王国にまで聞こえてくる。状況が一致しているだけで、私の頭を過ぎった疑念は、単なる杞憂の可能性だって十分にある。
だけど、滂沱の涙を流すおばあさんを前にして、私は罪悪感で胸が押し潰されるような、苦しさを覚えていた。
「ありがとう。わざわざ報せに来てくれて、ありがとう」
顔をあげたおばあさんの第一声は、青年への感謝だった。
「っ! そんな、俺はなにも……」
それは私にとって、そして青年にとっても予想外だったようで、青年はグッと言葉を詰まらせて、目に涙を光らせた。
私の動揺を余所に、聞き終えたおばあさんがずっと突っ伏していた半身を起こした。
……真相はまだ、わからない。ドリアナ帝国皇帝の冷血非道な人柄とその所業は、国境を挟んだ我がユーンデル王国にまで聞こえてくる。状況が一致しているだけで、私の頭を過ぎった疑念は、単なる杞憂の可能性だって十分にある。
だけど、滂沱の涙を流すおばあさんを前にして、私は罪悪感で胸が押し潰されるような、苦しさを覚えていた。
「ありがとう。わざわざ報せに来てくれて、ありがとう」
顔をあげたおばあさんの第一声は、青年への感謝だった。
「っ! そんな、俺はなにも……」
それは私にとって、そして青年にとっても予想外だったようで、青年はグッと言葉を詰まらせて、目に涙を光らせた。



