激おこ転生幼女のモフモフ無双!

「っ! ……俺も、実際に現場にいたわけじゃないんです。俺とウィリアムは年齢や境遇が近く、親しくしてたけど、部隊は別だったから」
 青年はグッと両の拳を握り締め、苦渋に顔を歪めて、ポツリポツリと話し出す。
「偶然、ウィリアムの部隊の奴らが、あれじゃ遺体の識別はもとより、回収だってできないって話してるのを聞いたんです。俺は、ウィリアムが極秘任務にあたっていた場所をなんとか聞き出して、駐屯地を飛び出しました。奴らが言っていた森林には、聞かされていた通りのウィリアムが……いや、聞かされていなければ、とても彼とはわからぬ状態に変わり果てたウィリアムがいた。焼け焦げて半ば炭となった遺体はもろく……とてもではないが連れ帰れる状態ではなくて、遺体は俺の手で埋めてきました。どうしてあんな状態になってしまったのか、そもそもウィリアムはなんの任務にあたっていたのか、上官を問い質しましたが、下っ端の俺の訴えなど歯牙にもかけてもらえず……申し訳ありませんっ! 息子さんを連れ帰って来ることができず、本当にすみません!」