「ママ、フローラは赤ちゃんだぞ。ママはきっと、フローラの世話で疲れてる。今晩、ママはゆっくり休むんだ。私がフローラを見る。フローラもひと晩くらい、おっぱいでなく、ミルクで我慢してくれるさ」
「ふんぎゃー(ミルクヤダー! ママのおっぱいじゃなきゃ、いーやーだー)!!」
パパの言葉に、私はギャン泣きで抗議した。
「あらあら、フローラ。泣かないで、大丈夫よ。今夜もちゃんと、ママがおっぱいをあげるわ」
「きゃっきゃ~(へへへ~、そりゃよかった~)」
「あらあら、どうしたのかしら。今度は一気にご機嫌さんね~」
今度はパパが首を捻り、ママの腕の中でギャン泣きから一転、歓喜の声をあげる私を訝しげに見下ろしていた。
優しい両親から目いっぱいの愛情を注がれて、私は十歳になった。
「ふんぎゃー(ミルクヤダー! ママのおっぱいじゃなきゃ、いーやーだー)!!」
パパの言葉に、私はギャン泣きで抗議した。
「あらあら、フローラ。泣かないで、大丈夫よ。今夜もちゃんと、ママがおっぱいをあげるわ」
「きゃっきゃ~(へへへ~、そりゃよかった~)」
「あらあら、どうしたのかしら。今度は一気にご機嫌さんね~」
今度はパパが首を捻り、ママの腕の中でギャン泣きから一転、歓喜の声をあげる私を訝しげに見下ろしていた。
優しい両親から目いっぱいの愛情を注がれて、私は十歳になった。



