少々口煩いパパとママに笑顔で手を振り、既にドラゴンに跨って庭で出発を待っている飛竜騎士たちのもとへと踏み出す。
「フローラ、これを持っていきなさい」
駆け出しかけた背中に声を掛けられて振り返ると、ママが大きな巾着袋を差し出していた。
「これ、なに?」
受け取って結び口から覗けば、中には大量の菓子類が見てとれた。
「おやつよ。道中で、騎士の皆さんやドラゴンさんたちで分けなさい」
「ママ、ありがとう! いってきまーす!」
こうして大量の菓子を手に、私はスカーレットの背中に乗って、飛竜騎士らと共に空へと飛び出した。
空の旅は順調で、予定通りお昼前には、お目当ての薬草の花が咲き誇る、ドリアナ帝国との国境沿いの山中にある草原に到着した。
「摘み取りは一旦、太陽が一番高くなる時分まで。その刻に、全員この場所に集合だ。なお、摘み取りはここから半径五百メートル。互いの姿が見えなくなるため、それよりも遠い場所には行かないこと。では各人、摘み取りを開始せよ」
「「ハッ!」」
「フローラ、これを持っていきなさい」
駆け出しかけた背中に声を掛けられて振り返ると、ママが大きな巾着袋を差し出していた。
「これ、なに?」
受け取って結び口から覗けば、中には大量の菓子類が見てとれた。
「おやつよ。道中で、騎士の皆さんやドラゴンさんたちで分けなさい」
「ママ、ありがとう! いってきまーす!」
こうして大量の菓子を手に、私はスカーレットの背中に乗って、飛竜騎士らと共に空へと飛び出した。
空の旅は順調で、予定通りお昼前には、お目当ての薬草の花が咲き誇る、ドリアナ帝国との国境沿いの山中にある草原に到着した。
「摘み取りは一旦、太陽が一番高くなる時分まで。その刻に、全員この場所に集合だ。なお、摘み取りはここから半径五百メートル。互いの姿が見えなくなるため、それよりも遠い場所には行かないこと。では各人、摘み取りを開始せよ」
「「ハッ!」」



