激おこ転生幼女のモフモフ無双!

《あたしだって同じよ~! フローラと一緒で嬉しいわ! ベッドで眠るなんてそんな寂しいこと、しぃっこなしよ! 今日は一緒にねんねしましょ》
 言うが早いか、スカーレットは私を抱き締めたままコロンッと寝転がる。さらにパタンッと尾っぽ畳み、私をモフモフの掛布団で包み込む。
 わ、わっ、わぁぁああぁあ~っっ!
 上から下から、左右から。モフモフの全包囲網に心と体が沈み込む。こうなれば、当然意識だって沈んでいく。
「ねぇスカーレット? こうしてまたあなたと一緒に眠れるなんて、最高に幸せだわ。ちゃんと帰って来てくれて、……ありが……むにゃ」
《……帰って来るわ。一時側を離れても、あたしはまた何度だって愛しいあなたのもとに帰る。おやすみなさい、フローラ。あたしの愛しい子》
 沈みゆく意識の片隅でスカーレットの囁きを聞いたような気がしたが、その内容までは認識することは出来なかった。
 こうして極上のモフモフに包まれて、私の最高に幸せな一日が終わる。ただし明日は、今日以上にもっともっと幸せな一日が始まることは、もう間違いなかった。