激おこ転生幼女のモフモフ無双!

「それって、丁度いいかもしれない! フレディがね、竜騎士たちの長距離飛行訓練を計画してたの。私、飛行訓練の行き先に、ドリアナ帝国との国境沿いのその山を提案してみる。なにより、希少性の高いその薬草を訓練がてら一緒に摘んでこられれば、飛竜騎士団にとってもすごく有益なことだもの!」
《あら、それはいいわね! きっと花の盛りは、今日明日くらいだと思うわ》
「え!? だったら、急いで報せなくっちゃ!」
《それじゃ、あたしが乗せてったげるわ》
 中央広場へとんぼ返りするべく踏み出しかけた私を、後ろからスカーレットがもしょっと掴んだかと思えば、背中にぽふっと乗せつけた。
 わ、わっ、わぁぁああぁあ~っ! 超、モフモフ!!
 そして、なんてしっくりと馴染むのかしら!? やっぱり私のモフモフは、これだー!!
 スカーレットの背中に跨って大空を飛びながら、私は四日ぶりに味わうモフモフの乗り心地に歓喜した。