目にまぶしい、ピカピカツヤツヤの二匹を前に、私は純粋に歓喜し、羨望の眼差しを向けた。
《えっ!? そ、それはダメよ! お子ちゃまなフローラにはまだ早いわっ!》
「えー? なにそれ!?」
《あぁ、そうそう! それよりフローラにいい報せがあるのよ~! お城で仲間から聞かされてね、興味を引かれてちょっと寄り道して来たの》
お子ちゃま扱いに、私がぷうっと頬を膨らませていると、スカーレットがお腹のポケットから、一輪の花を差し出した。
スカーレットのもちょもちょの前足に握られたそれは――。
「え!? これって――!」
目にした瞬間、驚きから、膨らませた頬が一瞬でぺちゃんと萎む。私は薬師としてはへなちょこだけど、それでもママの後継ぎとして、色々な薬草に精通している――!
《そうしたらこれがね、いーっぱい生えている山間部の草原を見つけたのよ。これって、人間の薬師たちがこぞって重宝がるから、フローラやママさんも喜ぶかなって思ったの》
《えっ!? そ、それはダメよ! お子ちゃまなフローラにはまだ早いわっ!》
「えー? なにそれ!?」
《あぁ、そうそう! それよりフローラにいい報せがあるのよ~! お城で仲間から聞かされてね、興味を引かれてちょっと寄り道して来たの》
お子ちゃま扱いに、私がぷうっと頬を膨らませていると、スカーレットがお腹のポケットから、一輪の花を差し出した。
スカーレットのもちょもちょの前足に握られたそれは――。
「え!? これって――!」
目にした瞬間、驚きから、膨らませた頬が一瞬でぺちゃんと萎む。私は薬師としてはへなちょこだけど、それでもママの後継ぎとして、色々な薬草に精通している――!
《そうしたらこれがね、いーっぱい生えている山間部の草原を見つけたのよ。これって、人間の薬師たちがこぞって重宝がるから、フローラやママさんも喜ぶかなって思ったの》



