閉式の直後、上空から待ってましたとばかりに三体が現れて嘶く。
式典参加者はドラゴンの登場にこぞって頭上を見上げ、漏れなく目をひん剥いた。ついでに口も、漏れなくポッカーンと開いている。
「うんっ! ちょうど終わったところよ!」
私の返事を受け、三体は揃って高度を下げた。
「ギューガ(ほれ嬢ちゃん、しっかり掴まっとれよ)」
「はーい」
私の頭上ギリギリまで下降してきたアイボリーさんは、もしょもしょの前足で丁寧に私のウエストを掴み上げると、ぽふんと丁寧に背中にのせてくれる。
ライラックさんとライムちゃんは問答無用、フレディとユルグさんの横っ腹を尾っぽでペイッとはたくようにして乱暴に放る。ふたりは鍛え上げたインナーマッスルを存分に駆使し、不安定な体勢からしっかりと背上に跨った。
そうして、いざモーリダ領へと竜首を定めたところで――。
「待ってくれ!」
え? 眼下に目線を落とせば、スタジアムを退場したはずの王様がこちらに向かって走って来るのが見えた。
「アイボリーさん、ちょっとだけ待って」
式典参加者はドラゴンの登場にこぞって頭上を見上げ、漏れなく目をひん剥いた。ついでに口も、漏れなくポッカーンと開いている。
「うんっ! ちょうど終わったところよ!」
私の返事を受け、三体は揃って高度を下げた。
「ギューガ(ほれ嬢ちゃん、しっかり掴まっとれよ)」
「はーい」
私の頭上ギリギリまで下降してきたアイボリーさんは、もしょもしょの前足で丁寧に私のウエストを掴み上げると、ぽふんと丁寧に背中にのせてくれる。
ライラックさんとライムちゃんは問答無用、フレディとユルグさんの横っ腹を尾っぽでペイッとはたくようにして乱暴に放る。ふたりは鍛え上げたインナーマッスルを存分に駆使し、不安定な体勢からしっかりと背上に跨った。
そうして、いざモーリダ領へと竜首を定めたところで――。
「待ってくれ!」
え? 眼下に目線を落とせば、スタジアムを退場したはずの王様がこちらに向かって走って来るのが見えた。
「アイボリーさん、ちょっとだけ待って」



