「――次は、モッツァー皇国に関してです。彼の国の皇国議会より嘆願を受け、モッツァー皇国は我がユーンデル王国が吸収合併することが正式に決まりました。国としての機能はなくなりますが、モッツァー地方領と名を変えて、引き続き彼の国の名は残す方向で調整中です。担当官を派遣して、順次ユーンデル王国統治の体制を整えていくことといたします」
え? 外交担当大臣によるモッツァー皇国のその後に関する驚きの報告に、目玉が落っこちそうになった。
けれど、黒焦げになっても臣下の誰からも助けの手ひとつ差し出されることのなかったモッツァー皇帝の姿を思い返せば、なるほどと理解もできた。
「最後に、此度の戦を早期終結に導いた騎士団について、陛下よりお言葉がございます。フレデリック・アルデギス騎士団長、壇上へ参られませ」
え? 外交担当大臣によるモッツァー皇国のその後に関する驚きの報告に、目玉が落っこちそうになった。
けれど、黒焦げになっても臣下の誰からも助けの手ひとつ差し出されることのなかったモッツァー皇帝の姿を思い返せば、なるほどと理解もできた。
「最後に、此度の戦を早期終結に導いた騎士団について、陛下よりお言葉がございます。フレデリック・アルデギス騎士団長、壇上へ参られませ」



