……うわぁ、感じワルッ! さすが、あの招待状を寄越した人ね。文章の印象通り「偉そう」で「いけ好かない」んだから!
自分の失礼は棚に上げ、私はプンプンと頬を膨らませた。
「本当に君は、どうしてこう毎度毎度狙いすましたかのように問題を起こすんだ! 入場中の陛下に対し『へへんっ、残念でした』などと、肝が冷えたぞ!」
「まぁまぁ騎士団長。陛下も許してくださいましたし、フローラはまだ幼いんですから。こういった場で大人と同じ振る舞いは難しいですよ」
沸き上がる拍手に紛れて零されたフレディのお小言も、ユルグさんのフォローも、王様にガンを飛ばすのに大忙しの私の耳を右から左に抜けていった。
とにもかくにも役者が全て出揃って、式典は粛々と進んでいく。
自分の失礼は棚に上げ、私はプンプンと頬を膨らませた。
「本当に君は、どうしてこう毎度毎度狙いすましたかのように問題を起こすんだ! 入場中の陛下に対し『へへんっ、残念でした』などと、肝が冷えたぞ!」
「まぁまぁ騎士団長。陛下も許してくださいましたし、フローラはまだ幼いんですから。こういった場で大人と同じ振る舞いは難しいですよ」
沸き上がる拍手に紛れて零されたフレディのお小言も、ユルグさんのフォローも、王様にガンを飛ばすのに大忙しの私の耳を右から左に抜けていった。
とにもかくにも役者が全て出揃って、式典は粛々と進んでいく。



