美中年は柔和に微笑んできたけれど、私は騙されない。その笑顔は、十中八九嘘っこの紛い物。
だって美中年の青い目は、私を探ろうとでもするみたい。これっぽちも笑ってなんていないのだ。私は負けん気たっぷりに、美中年をキッと睨みあげた。
「ほぅ、やはり君は面白い。ただし、僕がドラゴンと会えないことを残念がっていると思うなら、それは間違いだ」
「えっ?」
続く美中年の言葉に、冷や汗がタラリとこめかみを伝う。
これはもしかして、さっき内心で叫んだつもりのやつが声に出ちゃってた感じ!? あわわわ。
「僕が会いたかったのは……まぁ、いい。せいぜい続く式典では、妙ちくりんな独り言は控えてくれ」
青褪める私に美中年は厭味ったらしく言い残し、ヒラリとマントをはためかせながら颯爽とひな壇にのぼる。そのまま真っ直ぐに宰相様や大臣といったお偉方の中央に設えられた豪華な椅子に向かい、ドッカリと腰を下ろした。そうして私を一瞥し、フッと口角をあげてみせた。
だって美中年の青い目は、私を探ろうとでもするみたい。これっぽちも笑ってなんていないのだ。私は負けん気たっぷりに、美中年をキッと睨みあげた。
「ほぅ、やはり君は面白い。ただし、僕がドラゴンと会えないことを残念がっていると思うなら、それは間違いだ」
「えっ?」
続く美中年の言葉に、冷や汗がタラリとこめかみを伝う。
これはもしかして、さっき内心で叫んだつもりのやつが声に出ちゃってた感じ!? あわわわ。
「僕が会いたかったのは……まぁ、いい。せいぜい続く式典では、妙ちくりんな独り言は控えてくれ」
青褪める私に美中年は厭味ったらしく言い残し、ヒラリとマントをはためかせながら颯爽とひな壇にのぼる。そのまま真っ直ぐに宰相様や大臣といったお偉方の中央に設えられた豪華な椅子に向かい、ドッカリと腰を下ろした。そうして私を一瞥し、フッと口角をあげてみせた。



