こっちの予定お構いなしの急すぎる日程に、イラッとした。
――コン、コンッ。
「失礼。フローラは帰宅したでしょうか?」
ノッカーが叩かれるのと同時、フレディが玄関扉から顏を覗かせた。
「あ、フレディ。今帰ったところだよ」
「やはり君だったか」
「え?」
フレディがポツリと漏らした台詞に首を傾げる。
「いや、なに。ライラックのドラゴン殿と飛行状況の限界を探っていたのだが、その時に上空から君の姿が見えたような気がしてな」
……うわぁ。よくあの曲芸飛行中に私の姿を確認出来たな。
フレディの動体視力に、内心で拍手を送る。
「ところで、陛下からの招待状は届いたか?」
「うん。『ドラゴン付きじゃねーなら来んな』って超絶やな感じの招待状がね」
喧嘩売ってんの?としか思えない急な日程を指定してきたのは、十中八九ドラゴンを間近に見たいがための策略だ。
私のざっくばらんな物言いに、フレディは鳩が豆鉄砲を食ったようなポカンとした顔をした。
――コン、コンッ。
「失礼。フローラは帰宅したでしょうか?」
ノッカーが叩かれるのと同時、フレディが玄関扉から顏を覗かせた。
「あ、フレディ。今帰ったところだよ」
「やはり君だったか」
「え?」
フレディがポツリと漏らした台詞に首を傾げる。
「いや、なに。ライラックのドラゴン殿と飛行状況の限界を探っていたのだが、その時に上空から君の姿が見えたような気がしてな」
……うわぁ。よくあの曲芸飛行中に私の姿を確認出来たな。
フレディの動体視力に、内心で拍手を送る。
「ところで、陛下からの招待状は届いたか?」
「うん。『ドラゴン付きじゃねーなら来んな』って超絶やな感じの招待状がね」
喧嘩売ってんの?としか思えない急な日程を指定してきたのは、十中八九ドラゴンを間近に見たいがための策略だ。
私のざっくばらんな物言いに、フレディは鳩が豆鉄砲を食ったようなポカンとした顔をした。



