傷つき、無残に千切れていたはずの尾っぽが、綺麗さっぱり元通りになっていた。
「うそ。……切れちゃった先っちょが、ちゃんとある。先端のちょろりんとした毛まで、ちゃんとある。……え、え!? ぇええええぇえ――っ!!」
素っ頓狂に叫ぶ私を、スカーレットとバーバラさんが優しい眼差しで見つめている。すぐ向かいまでやって来て覗き込んだフレディは、こめかみに手を当てて、半ば放心状態になっていた。
《あんたの涙は、あたしら竜にとって妙薬となるようだ。ありがとうよ、娘さん》
バーバラさんから告げられたお礼も、すっかり舞い上がった私の耳を、右から左に抜けていく。
う、うっ、うわぁぁあぁああ!? なにこれ、なにこれ!? なにこれ――っ!!
もしかして私って、薬師なんて目じゃない、再生医療(ドラゴン限定)の第一人者――!?
「ドラゴン殿、我々はこれで失礼します。怪我は治ったように見受けられますが、念の為にまた明朝、怪我の具合を検めに参ります」
ひと足早く放心状態から脱したフレディが、ドラゴンたちに頭を下げて礼を取る。
「うそ。……切れちゃった先っちょが、ちゃんとある。先端のちょろりんとした毛まで、ちゃんとある。……え、え!? ぇええええぇえ――っ!!」
素っ頓狂に叫ぶ私を、スカーレットとバーバラさんが優しい眼差しで見つめている。すぐ向かいまでやって来て覗き込んだフレディは、こめかみに手を当てて、半ば放心状態になっていた。
《あんたの涙は、あたしら竜にとって妙薬となるようだ。ありがとうよ、娘さん》
バーバラさんから告げられたお礼も、すっかり舞い上がった私の耳を、右から左に抜けていく。
う、うっ、うわぁぁあぁああ!? なにこれ、なにこれ!? なにこれ――っ!!
もしかして私って、薬師なんて目じゃない、再生医療(ドラゴン限定)の第一人者――!?
「ドラゴン殿、我々はこれで失礼します。怪我は治ったように見受けられますが、念の為にまた明朝、怪我の具合を検めに参ります」
ひと足早く放心状態から脱したフレディが、ドラゴンたちに頭を下げて礼を取る。



