……なぜだ!? 鍛え上げた俺とて、あのように上体を起こしたまま風を受け続けたら、たちまちバランスを崩して地面に真っ逆さまだぞ!?
しかし、距離を詰めて、また離されてを繰り返しながら飛んだ、三時間のドラゴンフライトの終わり。俺は目を疑う衝撃な光景を前にして、悟った。
ドラゴンは、地上最強にして凶悪な生物だ。さらにベビーピンクのドラゴン殿は、そんなドラゴンの頂点に君臨する。このドラゴンとフローラのコンビは、敵う者などない、まさに無双――!
目の前で展開される光景は、悪夢に他ならない。ベビーピンクのドラゴンが「プハッ」と炎を吐き出すと、ドラゴンの背上に立ったフローラが、その炎をモッツァー皇国宮殿に向けて、エプロンドレスの裾でパタパタとあおぐ。
すると炎は、まるでそれ自体が意思を持っているかのように威力を増して宮殿に向かう。「プハッ」というため息サイズの炎が、なんと宮殿に届く頃には、「グォォオオオッッ」という業火に変わっていた。
「きゅあ(ねぇフローラ、あたしが直接焼いちゃった方が早くない)?」
しかし、距離を詰めて、また離されてを繰り返しながら飛んだ、三時間のドラゴンフライトの終わり。俺は目を疑う衝撃な光景を前にして、悟った。
ドラゴンは、地上最強にして凶悪な生物だ。さらにベビーピンクのドラゴン殿は、そんなドラゴンの頂点に君臨する。このドラゴンとフローラのコンビは、敵う者などない、まさに無双――!
目の前で展開される光景は、悪夢に他ならない。ベビーピンクのドラゴンが「プハッ」と炎を吐き出すと、ドラゴンの背上に立ったフローラが、その炎をモッツァー皇国宮殿に向けて、エプロンドレスの裾でパタパタとあおぐ。
すると炎は、まるでそれ自体が意思を持っているかのように威力を増して宮殿に向かう。「プハッ」というため息サイズの炎が、なんと宮殿に届く頃には、「グォォオオオッッ」という業火に変わっていた。
「きゅあ(ねぇフローラ、あたしが直接焼いちゃった方が早くない)?」



