「自分は大丈夫です! それより、まずい状況になっています! モッツァー皇国軍の本軍の出陣こそこれからですが、少数精鋭で編成された先発の騎馬部隊が既にモーリダ領の目前まで迫っています! もはや、直接交戦に猶予はありません!」
「なんだと!? 既に領の目前まで……!」
ユルグが伝えてきたのは、想定を遥かに越えるモッツァー皇国軍の状況だった。即座にマックスに領民の避難誘導を指示し、ユルグからさらなる詳細の聞き取りを行う。
「――よくわかった。して、遊撃隊の負傷状況は?」
進軍の経路等々の確認の後、怪我の状態を問う。
「はい。負傷者は――」
そこではじめて、被害が遊撃隊員のみならず、三体のドラゴンにも及んでいることを知る。
「そうか。負傷者を出しながらも急な攻撃から全員が帰還できたのはお前の退避行動が的確だったからだ。厳しい状況からよく無事に戻って来てくれた。とはいえ遊撃隊員の半数が負傷した状況だ。この後は無事だった隊員とともに、一時的に竜騎士団本体に合流せよ」
「はっ!」
「なんだと!? 既に領の目前まで……!」
ユルグが伝えてきたのは、想定を遥かに越えるモッツァー皇国軍の状況だった。即座にマックスに領民の避難誘導を指示し、ユルグからさらなる詳細の聞き取りを行う。
「――よくわかった。して、遊撃隊の負傷状況は?」
進軍の経路等々の確認の後、怪我の状態を問う。
「はい。負傷者は――」
そこではじめて、被害が遊撃隊員のみならず、三体のドラゴンにも及んでいることを知る。
「そうか。負傷者を出しながらも急な攻撃から全員が帰還できたのはお前の退避行動が的確だったからだ。厳しい状況からよく無事に戻って来てくれた。とはいえ遊撃隊員の半数が負傷した状況だ。この後は無事だった隊員とともに、一時的に竜騎士団本体に合流せよ」
「はっ!」



